Vcustomとは?



Vcustomとは、2022年に大手PCデバイスメーカーの〔ELECOM〕が発足したゲーミングブランドです。
公式サイトはこちら ELECOM Vcustom
Vcustomは、「勝利にこだわるプレイヤーに向けたエレコムのハイクラス・ゲーミングデバイスシリーズ。カタログスペックのみにこだわるのではなく手触りや使い心地を大切に、ひとつずつ作り込みました。エントリーからプロレベルまで、すべてのプレイヤーとともに戦う“相棒“となるデバイスです。」
とのことです。
日本の大手デバイスメーカーが、ゲーミング業界に本格参入するということで東京ゲームショウ2022でもブースを出展。
ブースにはスポンサー契約をしているFAVgamingのVALORANT部門の選手が登壇していました‼
ゲーミング部門として最初のラインナップは、マウスとキーボードのみですが、今後様々なデバイスが登場する予定です。
今回は、その中でもキーボードを2種類レビューしていきます‼



Vcustomのキーボードの特徴
Vcustomのブランドムービー
Vcustomのキーボードは現在4種類ラインナップがあります。
テンキーレス | 65%カットモデル | |
RGBあり | VK310 | VK300 |
RGBなし | VK210 | VK200 |
価格は以下の通り(ELECOMダイレクトショップ参照)
茶軸 | 青軸 | 銀軸 | |
VK200 | 11,980円 | 11,980円 | 12,980円 |
VK210 | 11,980円 | 11,980円 | 12,980円 |
VK300 | 14,480円 | 14,480円 | 15,480円 |
VK310 | 14,480円 | 14,480円 | 15,480円 |
200と300の違いは、RGBライティング機能の有無。
VK200とVK300は、65%にカットしたモデル(71キー)になっているので、デスク周りを広く使いたい方はお勧めです。(USBポートも1枠ついています。)
どちらのタイプも今はやりのコンパクトキーボードタイプ。
個人的に好評だったVcustomの特徴です。
- ネオクラッチキーキャップ
- S.P.S Engine for Keyboard
- ダブルインジェクションキーキャップ
- 着脱式のパラコードケーブル
- 全キーロールオーバー可能
1つづつ確認していきます。
ネオクラッチキーキャップ
プロゲーマーなどの意見を参考に独自開発されたキーキャップ。
傾斜がついており指に吸い付く感覚があります。操作ミスも起こりにくいとのこと。
S.P.S Engine for Keyboard
キーボードエンジンも独自開発を行っているそうです。
反応速度、制度、安定性の極限を目指して開発しているそうで、オンボードメモリによるカスタマイズにも対応。
従来のゲーミングキーボード(同社比較)で、55%の高速化に成功しているとのこと。
ダブルインジェクションキーキャップ
長期間使用しても、キーキャップの印字が薄れにくい。
これはうれしいです!
着脱式のパラコードケーブル
着脱可能なケーブルです。
ケーブルは布巻なので、個人的に好き。
全キーロールオーバー可能
複雑なキー入力にも対応。
キーボードスペックについて
キーストローク、アクチュエーションポイント、動作圧、タクタイル圧はどの型番も同一です。
茶軸 | 青軸 | 銀軸 | |
キーストローク | 4.0mm | 4.0mm | 3.5mm |
アクチュエーションポイント | 1.9mm | 1.9mm | 1.4mm |
動作圧 | 50g | 50g | 45g |
タクタイル圧 | 60g | 60g | 無し |
余談ですが、保証期間が2年間で国内メーカーという点も評価ポイントになります。
私がテストした銀軸と青軸の反応速度の違いはこちらになります。
テストしているサイトはこちら
テストしている人=30歳男性(FPS好き)
テスト環境=左手親指にてスペースキーを押す動作を10回行った平均値。
銀軸=0.171
青軸=0.202
やはり押しやすさ、軽さで銀軸の方が若干反応が良いという結果になっています。
VK310
まずは、VK310(銀軸)のレビュー



VK310はほぼ普段使っているG913TKLとサイズ感が変わらない為、違和感なく使用できました。
普段使いも考慮するならVK310が圧倒的にお勧め!
G913に慣れ過ぎたせいで、若干キーボードが高く感じましたが慣れればすごく使いやすいキーボードです。
銀軸の使用感ですが、普段青軸を使っているクリッキーマニアとしては、驚くくらい軽く普段からキーボードを多く叩く人には絶対銀軸がお勧めです。
銀軸のタイピング音はこちら
特質点はないですが、この静かさなら職場で使っていてもまぁイケそうな感じですね。
私としてはもっとバチバチ言わせたい感はありますが、配信する方や音を気にする方は銀軸がお勧め。
軽すぎるので、誤入力がもっとあるかと思いましたが、公式サイトでも宣伝していると通り、キーのグリップ力が強くあるため、他キーにミスタイプを誘発する動作は起こりにくい印象です。
普段から青軸を使用している人は、タクタイルが無いため押しているか、押していないかわかりにくくなるので注意が必要です。
VK300
続いてVK300のレビュー(青軸)



65%独自配列になるので、普段使いでは少し使いにくさが出るかなと思ったところ以外にそんなことなく、通常使いでも慣れれば違和感なく使用できます。
右側のキーは、上からプリントスクリーン、delete、ページアップ、ページダウンと割と使用頻度が高めのキーを残してくれているので、使い勝手も良し。
右上にはUSBハブもあるので、有線マウスを挿したりなにかと便利です!
最後まで慣れなかった部分は、右上の半角/全角キー。
ここで英語入力、日本語入力を切り替えている人は少し慣れないかもしれません。
(通常はESCキーになっています。)
普段はクリッキー使いとしてG913TKLを使用していますが、少しシャカシャカするかな?といった感じ。
タクタイル感は、G913ほどは感じられません。
個体差によるかもしれませんが、少し金属音が感じられるキーもありました。
これは好みによりそうなので、こちらもタイピング音を聞いて確認してください。
総評



個人的に、この価格帯でこのクオリティのデバイスが手に入るのは魅力的に感じました。
国内ゲーミングデバイスの日本メーカーのシェアは現状3%しかないそうで、その現状を変えてやろうという今後のe-sportsの発展を見据えたELECOMの本気が垣間見えました。
私が購入するなら、【VK300の銀軸】です!
銀軸の打感ならば数時間ゲームや作業をしていても疲れにくいですし、65%カット独自の日本語配列も慣れれば使いにくい事はありませんし、何よりデスク周りがスッキリして見えるのは嬉しいですね。
10月31日まで【最大18%の割引】や【返金保証キャンペーン】を行っているので、もし商品に満足できなかった場合は購入代金(送料等は除く)を全額返金してくれるキャンペーンも実施中です。
*詳しくはこちら
今回はVCUSTOMデバイスの第1弾なので、今後発売されるVCUSTOMに商品にも注目していきます‼
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